【Python】機械学習のパイプラインとは?概要を解説

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今回は、機械学習のパイプラインについて紹介します。

パイプラインの概要とPythonを使用しパイプラインを実装する方法を解説します。

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目次

機械学習のパイプラインとは

機械学習におけるパイプラインは、データ収集からモデルのチューニングまでの一連の流れを自動化するプロセスのことをいいます。

これにより、機械学習プロセスの簡略化や再現性の向上が見込まれます。

Python実践 パイプライン

早速Pythonでパイプラインを実装してみましょう!

Pythonでパイプラインを実装する方法は以下の通りです。

from sklearn.pipeline import Pipeline

Pipeline(steps, memory, verbose)

Pipelineのパラメータの説明は以下の通りです。

パラメータ説明デフォルト
stepsリスト形式で処理を指定
処理はタプルで(名前, ステップ)指定
memoryキャッシュ使用するかを指定None
verbose各ステップ実行時に詳細な出力をするかNone

Pipelineを使用したサンプルコードは以下の通りです。

標準化」と「ロジスティック回帰」をパイプラインで実行します。

from sklearn.pipeline import Pipeline
from sklearn.preprocessing import StandardScaler
from sklearn.linear_model import LogisticRegression

# データの読み込み
iris = load_iris()
X, y = iris.data, iris.target
X_train, X_test, y_train, y_test = train_test_split(iris.data, iris.target, test_size=0.2, random_state=42)

pipeline = Pipeline([
    ('scaler', StandardScaler()),
    ('classifier', LogisticRegression())
])

# パイプラインを適用
pipeline.fit(X_train, y_train)
# 予測結果を取得
predictions = pipeline.predict(X_test)

print("予測結果:", predictions)

実行結果

予測結果: [1 0 2 1 1 0 1 2 1 1 2 0 0 0 0 1 2 1 1 2 0 2 0 2 2 2 2 2 0 0]

まとめ

機械学習のパイプラインについて紹介しました。

機械学習パイプラインは、データ収集からモデルのチューニングまでの一連の流れを自動化するプロセスのことです。

パイプラインをPythonで実装する方法は以下の通りです。

from sklearn.pipeline import Pipeline

Pipeline(steps, memory, verbose)

ここまで読んでくださりありがとうございます。

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この記事を書いた人

エンジニア。20代。組み込みエンジニアとして働き始めるも、働き方や業務内容に限界を感じ、 AI,Web3エンジニアを目指して勉強中。 エンジニアとして思うことや、学んだことを発信します。

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