こんにちは、ぽころーです。
今回は、ブロックチェーンのすごさについて紹介します。
ブロックチェーンのすごさは、一言で言うと分散型である点です。
では、分散型であることの何がすごいのでしょうか。
そのすごさは以下の3点にあります。
- 第三者機関がいらない
- セキュリティの高さ
- 改ざんができない
本稿では、それぞれについて詳しく紹介していきます。
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンとは、「分散型台帳」のことです。
「台帳」とは、みなさんの身近にある在庫管理台帳などの台帳と同じ意味です。
りんごが2個あって、みかんが3個ある。っといった管理者があるものについて、
管理しているデータのことをいいます。
ブロックチェーンは、この台帳をみんなで管理する仕組みなので、分散型台帳といわれています。
ブロックチェーンの3つの特徴
ブロックチェーンのすごさは、以下の3つの特徴にあります。
- 第三者機関がいらない
- セキュリティの高さ
- 改ざんができない
それぞれの特徴について、詳しく説明していきます。
第三者機関がいらない
ブロックチェーンによって、第三者機関が不要になります。
第三者機関とは、銀行など人と人がお金のやり取りをする際の、仲介者のことをいいます。
いままでは、安全な取引をするために、信用できる第三者機関が必要不可欠でした。
しかし、ブロックチェーンによって、第三者機関を通さずに取引が可能になるのです。
つまり、ブロックチェーン技術が一つの企業の役割を担うことができているのです。
セキュリティの高さ
ブロックチェーンは、複数人で同じデータを管理しています。
そのため、たとえ一人が悪質な攻撃を受けたとしても、
その他大勢の人が管理し続けているので、ブロックチェーン上のデータには影響がありません。
分散型であるがゆえに、セキュリティが確保できています。
銀行などの特定の誰かが管理するシステムでは、このようなセキュリティは確保できません。
ただし、ブロックチェーンにもセキュリティ面での問題点があります。
セキュリティ面での問題点
ブロックチェーンのセキュリティ面での問題点として、51%攻撃があります。
51%攻撃とは、分散して管理している管理者のうちの51%以上が同時に攻撃を受けてしまうと、
不正取引が行われてしまうことをいいます。
分散して管理しているため、一部の管理者だけが攻撃を受けても問題ないのですが、
51%以上の管理者が攻撃を受けると、問題が生じてしまいます。
改ざんができない
ブロックチェーン上のデータを書き換えることは、不可能に近いです。
ブロックチェーン上のデータを書き換えるには、
ブロックチェーン管理者のうち51%のデータを、書き換える必要があります。
管理者は世界中にいるため、その51%以上のデータを同時に書き換えるには、
実質不可能と言われています。
改ざんができないことで、嘘偽りのないデータのやり取りが可能になります。
また、改ざんができないということは、他にも利点があります。
未来永劫残り続ける
改ざんができないことを言い換えると、
一度ブロックチェーンに刻まれたデータは、未来永劫残り続けます。
この利点は、NFTの分野で活かされています。
NFTとは、Non-Fungible Token の略で、非代替性トークンのことです。
つまりは、”唯一無二なもの”のことをいいます。
NFTの画像データを未来永劫残すことが可能になるのです。
まとめ
ガス代やスゲーラビリディの問題があるが、
今までの技術にはない要素が、ブロックチェーンにはあります。
今まで不可能だったことを可能にしてくれる力がブロックチェーンにはあると思っています。
これからも注目していきたい分野ですね!